
ホワイトニングとは

ホワイトニングは、歯を白く仕上げるための美容的な歯科治療です。歯の表面に付着した色素汚れを除去し、特殊な薬剤を歯の内部まで浸透させることによって、歯を明るくすることができます。これにより、明るく魅力的な笑顔を作り出すことができます。
黄ばみや汚れが目立つ歯を気にされている方や、食べ物や飲み物、喫煙による着色が気になる方、加齢で歯の色が変わったと感じる方にも効果的です。また、重要な会議や特別なイベントを控えている方にとっても、ホワイトニングは理想的な治療法と言えます。
白い歯は、ただ見た目がきれいなだけでなく、清潔感や健康なイメージをもたらします。日本ではモデルや芸能人がホワイトニングをしていることが多いのですが、アメリカではそうでない方もかなり多くの国民が歯を白くするための施術を受けています。歯を白くしたい方、もっと明るい口元にしたい方などは、ぜひ当クリニックへご相談ください。
歯が黄色くなる原因
歯が黄ばむ要因は、「外的要因」と「内的要因」に大別されます。
①外的要因
食べ物や飲み物に含まれる色素、さらにはタバコのヤニが歯に着色を引き起こし、黄ばみの原因となります。また、歯磨きが不十分だと、歯にプラークが残り、それが歯石に変化することで歯が黄ばんで見えることがあります。
②内的要因
年齢を重ねると、歯の表面にあるエナメル質が薄くなり、その下にある黄色い象牙質が透けて見えるようになります。そのため、年齢とともに歯が黄ばみやすくなります。また、妊娠中や特定のお薬を飲むことで、歯の色が変わることがあります。
歯が白くなる仕組み
歯が白くなる仕組みは、ホワイトニングに使われる薬剤が重要な役割を果たします。
具体的には、過酸化水素などの成分が歯の表面や内部に浸透し、着色を引き起こす色素を分解することで歯を白くします。
過酸化水素が分解されると、活性酸素が発生し、これが歯に付着した色素と反応します。その結果、色素が分解され、水に溶けやすくなるため、唾液や水で洗い流すことができます。照射時間やお薬の濃度を調整することで、患者様1人ひとりの歯の状態に合った治療が提供できます。さらに、レーザーやLEDライトを用いて薬剤を活性化させることで、より効率的に効果を得ることができます。
ホワイトニングの仕組みをしっかり理解することで、不安を取り除き、安心して治療に臨んで頂けます。

ホワイトニングの種類とメリット・デメリット
オフィスホワイトニングの場合 (当クリニックで行うホワイトニング)
メリット
- すべてスタッフが行うため、安心で手間がかからない
- 短時間で効果が現れる
- どれくらい白くするかを相談できる
- ホワイトニングの直前にクリーニングを受けられる
デメリット
- ご来院いただく必要がある
- ホームと比べて後戻りしやすい
- ホームと比べて刺激が強く、知覚過敏になる可能性が高い
- 奥歯は光が当たらないため効果が出にくい
ホームホワイトニング (ご自宅で行っていただくホワイトニング)
メリット
- 好きな時間に実施できる
- 毎回通院する必要がない
- 効果が長続きする
- 刺激が少なく、知覚過敏になりにくい
デメリット
- 自分で行う必要があり、手間がかかる
- 効果が現れるまでの期間が長い
- 途中でやめずに続ける必要がある
- 色合いの調整が難しい
デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングで一気に歯を白くした後に、ホームホワイトニングでさらに歯を白くしたり、白さを維持したりする方法です。
かなり歯を白くした方や、色の後戻りの心配をせずにいつもきれいな歯でいたい方などにお勧めです。
ホワイトニングの流れ
ホワイトニング治療は次のような手順で進めます。
最初にカウンセリングを行い、治療目的、どの程度歯を白くしたいかをお聞きし、治療に伴うリスクについてもご説明します。また、患者様のお口の状態や食生活を含めた生活習慣などもお聞きします。これらの情報から各患者様に適した治療法をご案内します。
カウンセリング後、患者様の口腔内を徹底的にチェックし、健康状態を診断します。歯の色や状態、歯並びなどを詳細に確認し、その結果を基にホワイトニング治療の進め方を決定します。万が一、むし歯や歯周病といった問題が見つかった場合は、ホワイトニングを始める前にそれらの治療を優先することが重要です。また、レントゲン撮影を行い、歯の内部も詳しく調べます。この一連の検査と診断を通して、患者様の口内の健康状態を総合的に評価し、最適な治療方法を提案いたします。
歯の表面に蓄積された汚れや歯石を丁寧に取り除き、ホワイトニング剤がスムーズに浸透できる状態に整えます。このクリーニングにより、ホワイトニングの効果が最大限に引き出され、持続力が高まります。歯の表面が清潔で滑らかになったことで、薬剤が均等に広がり、理想的な仕上がりへと繋がります。
ホワイトニングの種類に合わせて、必要な薬剤を歯に塗布したり、光を当てたりする処置を行います。
オフィスホワイトニングでは、まず歯茎を守るためにガムガードを装着し、その後、薬剤を歯の表面に塗布します。さらに、LEDライトを当てることで薬剤の効果を引き出し、歯をより白くします。一方、ホームホワイトニングでは、患者様専用のマウスピースを作ります。ご自宅にて薬剤を塗布したマウスピースを装着することで歯を白くできます。
ホワイトニング後は、適切なケアが必要です。治療を受けた後、着色しやすい食品や飲料、喫煙などはなるべく避け、歯磨きをしっかり行うことが重要です。また、定期的にメンテナンスを受けることで、歯の白さをより長く維持することができます。

よくあるご質問
ホワイトニングは保険対象外となり、自費診療の扱いとなります。
痛みやしみる感覚を覚える方もいらっしゃいます。特に、知覚過敏のある方は、施術前にご相談頂くと安心です。症状の程度には個人差がありますので、治療中に不快感がある場合はお知らせください。
効果は個人差がありますが、2〜3段階くらいの明るさが得られることが多いです。なお、治療法によって結果に違いがあるため、医師の指示に従って進めていくことが大切です。
オフィスホワイトニングは高濃度の薬剤と専用機器を使用するため、より短期間で目に見える効果を得やすいです。なお、効果の現れ方は人によって違いがあります。効果的な方法を選ぶためにも、事前に医師としっかり話し合いましょう。
効果の持続期間は、生活習慣や歯の状態によって違いがあります。効果を長期間維持するには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
食事自体はすぐに摂って頂いて問題ありませんが、色が濃い食べ物や飲み物(例:カレー、コーヒー、赤ワインなど)は避けましょう。オフィスホワイトニング後は24時間、ホームホワイトニング後は12時間以内にこれらを摂取しないようご注意ください。
施術回数は、歯の状態や治療法によって決まるため個人差があります。2〜3回の施術で効果が現れることが多いですが、具体的な回数については医師と相談して決めましょう。
色が濃い食品や飲料(例:カレー、赤ワイン、コーヒー)、タバコなどは、ホワイトニング期間中は控えましょう。これらは歯に着色しやすいため、注意が必要です。
ホワイトニング後の歯は敏感になりやすいので、低刺激の食事や飲み物を選ぶことが推奨されます。また、着色しやすい食べ物や飲み物(タバコやコーヒーなど)も控えましょう。さらに、白い歯を長期間時維持するため、日々の歯磨きや定期的なクリーニングも重要です。
南与野のいわね歯科クリニックの基本情報
いわね歯科クリニック
〒338-0832 埼玉県さいたま市桜区西堀10丁目11−38
048-753-9045
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